もう恋なんて…と思っていた私が、“ときめき”を思い出した日

こんにちは、原田かおりです。

50代も後半に差しかかり、ひとりの時間にもすっかり慣れていたある日、ふとした瞬間に胸の奥が少しだけ温かくなるような、ときめきを感じました。

「もう恋なんてしない」
そう思っていたはずなのに??。

恋を遠ざけていた理由

30代で離婚を経験してからというもの、私は自分の人生を立て直すことに集中してきました。
仕事に打ち込み、趣味を見つけ、気楽な一人暮らしを満喫して、気づけば50代後半。

幸い、健康にも恵まれていて、経済的にも不安はなく、周囲からは「自由でうらやましい」と言われることも。でも、夜にふと静まり返った部屋でひとりお茶を飲んでいると、時折、心にぽっかりと空いたような感覚がよぎることがありました。

「このままずっと、一人なんだろうか?」

そう思った瞬間に、自分でも驚くほど心が揺れたのです。

「ときめき」なんて、久しぶり

その日、私はお気に入りのカフェで読書をしていました。
隣の席にいた男性が、私が読んでいた本について話しかけてきたのです。最初は驚きましたが、話してみると趣味も似ていて、自然と会話が弾みました。

その数分間のやり取りだけで、心がふわっと軽くなったような気がしました。

「こんなことって、まだあるんだ」
そんな小さな驚きが、じんわりと胸を温めていくのがわかりました。

恋と呼ぶにはまだ早いかもしれません。
でも、誰かと心を通わせる感覚。自分の話を聞いてもらい、相手の言葉に耳を傾ける。その時間が、こんなにも自分を満たしてくれるものだったとは。

年齢と恋愛に、境界線はない

若い頃の恋愛は、どこか「こうしなければ」「相手に好かれなければ」と自分を飾っていたように思います。けれど、今の私は違います。

ありのままの私を認め、楽しめるようになったからこそ、誰かと過ごす時間にも無理がなくなったのだと思います。

そして何より、60代の恋愛には、焦りも競争もありません。
ただ、お互いを思いやる気持ちと、「一緒にいて心地いい」と感じる時間がすべて。

年齢を理由に恋をあきらめる必要は、どこにもないんですね。

心が動くと、人生が少し変わる

恋愛とは不思議なもので、心が動き始めると、日々の景色が変わって見えるようになります。

・お気に入りの服を着てみよう
・髪型をちょっと変えてみようかな
・出かける場所を増やしてみよう

どれもほんの小さな変化だけれど、それが積み重なると、「自分をもっと大切にしたい」と思えるようになる。そんな前向きな気持ちに、自分でも驚きました。

恋って、誰かを好きになることだけじゃないんですね。
自分自身の人生に、もう一度“ときめき”を取り戻すことでもあるのだと、今なら分かります。

最初の一歩は「恋を否定しないこと」から

もちろん、すぐに恋人を作ろうとか、出会いを探そうなんて思っているわけではありません。でも、「私はもう恋なんてしない」と思い込んでいた過去の自分に、そっと「それ、本当?」と問いかけてみたことで、心がふっと軽くなったのは確かです。

恋愛に“正解”なんてありません。
大切なのは、「自分の心に正直であること」。

そして、どんな年齢でも、新しい気持ちに出会えることを、私たちは忘れてはいけないと思うのです。

おわりに
60代であっても、70代であっても、人は誰かとつながることができるし、ときめく気持ちを思い出すことができます。

もし今、あなたが「恋なんてもう…」と思っていたとしたら、少しだけ視線を外に向けてみてください。

きっと、あなたの中にも眠っている“ときめきの種”が、そっと芽を出そうとしているかもしれません。

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